一般記事
東部農林 伊那佐東部地区用排水路工
2023.8.4 東部農林振興事務所
延長約290メートルを改修
「特定農業振興ゾーン」で水路を整備
奈良県東部農林振興事務所は、「伊那佐東部地区用排水路工」を予定しており、発注の準備を進めている。
伊那佐東部地区は、宇陀市中部に位置し、榛原澤、榛原大貝、榛原山路の3集落で構成される農地面積51.5㌶・農家世帯数約50戸の地域で、「奈良県」「宇陀市」「伊那佐東部地区」の三者が連携・協力して各種の施策に取り組む「特定農業振興ゾーン」として、令和3年2月に協定を締結し、農地を有効に活用して高収益作物への転換や、品質向上を図り、生産性の向上、担い手不足の解消などに取り組んでいる。
同事務所は、県の組織として、農業生産基盤整備の側面から、耕作地の整備を受け持っており、今回、榛原大貝の水路の改修を予定している。当該の水路は、棚田の脇を走っており、灌漑用に利用されているもので、きちんと機能するよう再整備される。
整備概要は、水路工290㍍。第2四半期中の発注を予定しており、約6ヵ月の工期を見込んでいる。