吉野広域行政組合は、「吉野三町村クリーンセンター可燃棟解体工事」に条件付一般競争入札を適用して８月１日に公告した。入札参加資格確認申請書等を８月８日～２３日に受け付けて１０月３日に開札する。３回目の公告で、前回（令和３年９月２１日開札）は中川・山村ＪＶが落札して仮契約を交わしたものの、議会で否決されて契約には至らなかった経緯がある。
参加資格は国または地方公共団体の建設工事等入札参加資格者名簿に登録されている者。建設業法に定める「土木工事業」及び「解体工事業」の特定建設業許可を受けている建設業者２者または３者で構成されるＪＶ。代表構成員は土木１式工事の総合評定値が９００点以上の者であること、その他構成員は県の土木工事１式格付け「Ａ等級（Ａ１を含む）またはＢ等級」の資格を有する者であること―など。
　工事場所は吉野町大字立野。工事概要は準備・仮設工事１式、安全対策工事（ダイオキシン類対策・アスベスト安全対策）１式、設備機械解体工事１式、施設解体工事１式、土工事（埋戻し・杭引き抜き・整地）１式、廃棄物運搬処分費１式、有価物売却費１式。設計は日産技術コンサルタントが担当。工期７年３月１０日。予定価格３億８６８１万５０００円込。