近畿地方整備局近畿技術事務所は、近畿インフラＤＸ推進センターでインフラＤＸ推進のための人材育成支援を目的とした研修を令和３年度から行っており、５年度も災害復旧時に作業員の安全を確保しつつ現地作業を行うことができることを目的として「無人化施工研修」を施工者向けに実施する。
近畿地方整備局と災害協定を締結している団体等の建設技術者を対象とするもので、同事務所ＨＰ内「インフラＤＸ研修」ページから実施要領交付と申込受付を行っている。問合せ先の電話０７２―８５６―１９４１。ともに受講者予定数は４名／回。
　▽入門編＝１日間。無人化施工における基礎知識及び基本操作を習得することが目的。講習内容は無人化施工のしくみと概要・無人化施工機械基本操作体験。実施日は９月４日、９月５日、９月６日、１０月２日、１０月１６日、１２月４日の６回。
▽初級編＝２日間。無人化施工において現場での作業を想定し、簡易遠隔操縦機械の組付け、解体、有視界での遠隔操作並びに室内での無人化シミュレータ操作、モニター映像を確認しながらのマシンガイダンス付遠隔操作を実習することが目的。講習内容は無人化施工のしくみと概要、遠隔操作バックホウ操作体験（屋外・室内）、建機への簡易遠隔操縦機器の設置。実施日は９月７日～８日、１０月３日～４日、１０月５日～６日、１０月１７日～１８日、１０月１９日～２０日、１２月５日～６日、１２月７日～８日の７回。