奈良県北部農業振興事務所は、一般競争入札「令和５年度県単独農業農村整備事業北部地区資材単価特別調査業務委託第Ｒ５Ａ１委３号」を開札、落札した太洋エンジニアリングに業務を委託した。委託期間８月３１日。
これは、積算用設計資材価格の基礎資料を得るために、農業農村整備事業の合理化及び適正化に資することを目的として、令和５年度に建設資材の市場における実勢価格を今夏に調査する。問い合わせ先は総務企画課総務企画係（電話０７４３―５１―０３７１）。
調査対象品目は河川用鋼製起伏ゲートを構成する機器単体品を主とする５品目（油圧シリンダ、自動倒伏装置、油圧ユニット、引込開閉器盤、機側操作盤）。調査実施期間は原則として５年７月調査で資材単価の有効期限は６年３月末日。
流通経路及び市場構造などに基づき調査目的にあった取引価格が発生する流通段階に応じてその性格を最もよく代表するものを複数以上抽出して調査対象業者とする。調査対象業者の販売価格を現地にて面接調査する。調査を補足する必要がある場合は通信調査（電話・郵送等）により調査する。
調査条件として①調査する価格は原則として県内において民間企業（工事業者等）に販売される実際の取引価格②「取引価格」は各資材の一般流通機構に基づく通常取引基準による価格で消費税及び地方消費税を含まない価格③「引き渡し場所」は工事現場渡し（適合しない場合は工場渡し等）④「資材規格」はＪＩＳ等規格のあるもの⑤「決済条件」は現金決済若しくはこれに準ずる商習慣（２ヵ月後払いは現金決済と同様として扱う）。
資材価格は地域性を把握し、価格は調査価格の最多頻度価格、主要資材の価格決定に当たっては他地域との比較検討を充分行い、単価決定が困難なものにはできない理由を示す。また、見積もりにより単価を示すことができる資材会社も複数報告する。