一般記事

郡山土木 大阪生駒線舗装工事

2023.7.6 県郡山土木事務所

奈良行き車線(生駒市南田原町)の安全を確保
県境から120㍍を整備

 奈良県郡山土木事務所は、「大阪生駒線舗装工事」を予定しており、現在発注に向けて準備を進めている。
 大阪生駒線は、蒲生4丁目交差点(大阪市城東区)と辻町IC(生駒市)を結ぶ主要地方道で、起点では国道1号、終点では県道1号奈良生駒線とそれぞれ接続する。また、奈良生駒線と共に阪奈道路を構成する路線でもある。
 整備を予定しているのは、生駒市南田原町の奈良行き車線で、大阪府との県境から、延長120㍍を整備する。整備予定箇所は、傷みが目立つ状態で、部分的に修復された箇所も見受けられるが、元々厚めの舗装が施されていることもあり、整備は切削オーバーレイで行われる見込み。
 整備概要は、工事延長120㍍、舗装工1000平方㍍。第2四半期中の発注を予定しており、工期は3ヵ月を見込んでいる。
 同路線は、昭和33年に阪奈道路の一部として開通しており、開通時は有料で、昭和56年に無料化され、概ね現在の形となっている。敷設後半世紀以上が経過しているが、「高規格道路」であり、南側を併走する第二阪奈道路開通後も、大阪と奈良の中心部を直接結ぶ路線として利用も多く、現在も重要な幹線となっている。
 同路線を始め、敷設後半世紀以上が経過する主要幹線も多いことから、道路メンテナンスの重要性は大きくなっており、県は、事後保全から予防保全への転換を図り、道路インフラの長寿命化を進めている。

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