一般記事
吉野土木 津風呂川河川維持修繕
2023.6.30 県吉野土木事務所
吉野町色生でブロック積み工
出水期明け着工の意向
奈良県吉野土木事務所は、「津風呂川河川維持修繕」を予定しており、発注の準備を進めている。
津風呂川は、関戸峠(宇陀市)付近を源として、大宇陀を国道370号に沿って南流し、吉野町河原屋で吉野川に合流する紀の川水系の一級河川。昭和36年、農業用水を補給するための水源施設として、吉野町河原屋で、貯水量2460万平方㌔㍍を誇る直線重力式コンクリートダム「津風呂ダム」(堤高54.30㍍、堤長240.00㍍)が整備され灌漑用に利用されている。
今回整備が予定されているのは、吉野町色生、「色生生活改善センター」より少し下流に位置する護岸。既設のブロック護岸を修繕するもので、整備概要は工事延長20㍍、ブロック積み工100平方㍍。第2四半期の発注を予定しており、工期は約4ヵ月を見込んでいる。出水期明けに着工する意向で現在準備を進めている。