一般記事

奈良土木 国道308号歩道舗装工事

2023.6.20 県奈良土木事務所

三条通り沿道景観形成重点地区
砂利化が進む歩道舗装を更新へ

 奈良県奈良土木事務所は、「国道308号歩道舗装工事」を予定しており発注の準備を進めている。
 同事務所は、奈良市、三条大路2丁目交差点から尼辻北交差点の区間で整備を予定しており、現在、傷みの激しい箇所から整備を進める方針で施工箇所の検討を行っている。発注は第2四半期を予定しており、工期は約7ヵ月を見込んでいる。
 当該の区間は、平城宮跡歴史公園の朱雀門広場が近く、商業施設の多いエリアで、車輌乗入れ部が設けられている箇所も多い。奈良市の「三条通り沿道景観形成重点地区、歴史型・市街地型Ⅱ(緑化推進型)」に指定されており、歩道の舗装も景観に配慮し、樹脂系カラー舗装が施されている。現在、歩行者の通行や、車輌が横切ることによって、表面の骨材が剥がれ、砂利化が進んで砂が浮いたような状態となっている箇所も多く、傷みが目立つ状態となっている。
 県は、今回の行う予定の整備だけでなく、区間全体の状態を鑑み、舗装の種類の見直し、以降の整備計画など、総合的に検討を進めている。

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