一般記事
近畿技術事務所 近畿建設協会JVらに インフラDX推進C活用など2件
2023.6.6 近畿地方整備局
近畿地方整備局近畿技術事務所は、「近畿地方整備局インフラDX推進センター活用推進業務」と「土木機械設備診断及び評価業務」の簡易公募型プロポーザルについて契約して業務を委託した。
【近畿地方整備局インフラDX推進センター活用推進業務】
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に27者から入札説明書等のダウンロードがなされ、1者から参加表明書の提出があり、その1者の近畿建設協会・日本建設機械施工協会・日本建設情報総合センター設計JV(大阪市中央区大手前)から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため9810万9000円込(予定価格と同額)で契約した。
業務は近畿地方整備局におけるインフラ分野のDXを推進するため、近畿技術事務所に設置している「近畿インフラDX推進センター」における育成・体験・情報発信の円滑な業務推進及び活用推進を図ることが目的。
主な業務内容は①BIM/CIM研修(発注者向け)の計画作成、改善案の検討及び運営補助②ICT活用研修(発注者向け)の計画作成、改善案の検討及び運営補助③ICT活用研修(施工者向け)の計画作成、改善案の検討及び運営補助④無人化施工研修(施工者向け)の計画作成、改善案の検討及び運営補助⑤BIM/CIM施工研修(発注者、施工者向け)の運営計画作成、運営補助⑥見学・体験(来場者の対応)に関する資料作成、改善案の検討及び運営補助⑦情報発信。委託期間6年3月29日。
【土木機械設備診断及び評価業務】
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に12者から入札説明書等のダウンロード(等)がなされ、2者から参加表明書の提出があり、その参加資格を有する2者から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、一般社団法人日本建設機械施工協会(東京都港区芝公園)の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため1611万5000円込(予定価格1641万2000円込)で契約した。
業務は近畿地方整備局管内における土木機械設備の機能を正常に維持しながら老朽化に対処するために、維持管理に伴う課題を共有し、各種機械設備の効率的な点検・整備・更新の実施及び突発的に発生する事故・故障への迅速かつ適切な解決に向けた診断及び評価を推進することが目的。
主な業務内容は①機械設備の点検結果の整理②河川用ゲートのマニュアルの補完資料の作成③河川用ゲート設備点検・整備シートの作成④道路排水設備のプルダウン化点検・整備シートの修正⑤水門・樋門の点検監督技術マニュアルの修正⑥土木機械設備の突発的な故障に対する対応⑦委員会資料作成。委託期間6年3月31日。