一般記事
北部農業 桜池地区ため池整備工事
2023.6.1 県北部農業振興事務所
堤体の整備を予定
大地震を前提とした耐震補強
奈良県北部農業振興事務所は、「桜池地区ため池整備工事」の発注を予定している。
桜池は、斑鳩町法隆寺・法隆寺西に位置するため池で、南海トラフ地震を前提とした調査で堤防の強度不足と判定されたため、「ため池整備事業」の一環として堤防の耐震補強が進められている。
昨年度は、地盤改良などを行い堤防の強度を上げる「桜池地区ため池改修工事」(内法:堤体工10㍍、堤体基礎処理工3003立方㍍、表面遮水工229平方㍍、取水施設工、構造物撤去工、仮設工。
外法:地盤改良工193.5立方㍍、復旧工、仮設工)を行っており、今年度も、「桜池地区ため池整備工事」として堤体の整備を予定している。整備概要は法面堤体工150㍍となっており、内法に遮水シートを貼り盛土を行う予定。発注は第2四半期の予定で、約6ヵ月の工期を見込んでいる。
同事務所は、来年度も引き続き整備を進めてゆく方針で、内法のブロック張りなどを検討しており、来年度の工事で桜池の堤防の整備は完了する見込み。