一般記事
都市再生機構 新たな団地改修提案 住戸のリノベーション等で
2023.5.19 独立行政法人
都市再生機構西日本支社は、住戸リノベーションについて令和5年度に新たな視点における住まい方を調査・分析・評価し、対応する住戸のあり方や設計業務への反映手法を検討することにより、今後必要となる住まい方に対応した、同機構の団地の改修に対する提案を行うため、一般競争入札により業務を委託する。委託期間6年6月28日。
同支社では、これまで現代の多様な住要求に応じてさまざまな住戸リノベーションを手掛けており、これらの企画型プラン住宅について企画意図・設計意図の受け入れられ方や満足度等について実態の調査を行ってきた。
この業務では、過年度までに実施してきた調査の結果を建築や住環境デザイン等の専門的な視点から分析と評価を行い、経年による居住者の住まい方傾向の変遷を探るとともに、新たな視点における住まい方を調査・分析・評価し、対応する住戸のあり方や設計業務への反映手法を検討することで、今後の機構における団地リノベーションの展望を模索する。
対象は4年度までに供給した企画型プランの住宅(概ね100戸程度)で、対面またはWEBによるヒアリング等の追加調査を行い、調査結果の文字起こしで住宅の住まわれ方・レイアウト等の図面化等する。企画型プラン住宅の連携先の大学とのワーキングを実施(3回程度)することに加え、4年度に同支社が供給した京都女子大学×UR等の企画型プラン住宅(3戸程度)についてもリノベーションの効果と居住者の住まい方を分析。さらに同支社管轄内の団地1つ以上を対象に、今後必要となる住まい方に対応した提案を2点以上行う。