一般記事

中和土木 天理王寺線舗装工事

2023.4.25 県中和土木事務所

川西町保田の180㍍を整備
旧道の舗装を更新

 奈良県中和土木事務所は、「天理王寺線舗装工事」の発注を予定している。
 同工事は、川西町保田を走る県道36号天理王寺線の旧道で舗装の更新を行うもの。工事概要は、工事延長180㍍、切削オーバーレイ650平方㍍。第2四半期の発注を予定している。
 同路線は、天理市三昧田町と王寺町本町をつなぐ主要地方道で、平成22年に長らく未通となっていた河合町穴闇の区間が供用を開始し、未通区間は解消されたが、川西町唐院交差点と河合町西穴闇交差点間は、集落や農地内、飛鳥川に沿って走る0.8~1.5車線程度の狭隘な区間となっている。代替して通行できる道路が存在しておらず、大型車の通行は困難で、大きく迂回することを余儀なくされていた。そのため、県は現在「長楽工区」(事業延長約1700㍍、平成22年度事業化)としてバイパスの整備を進めており、令和2年3月に、旧道のおよそ450㍍北側で延長約500㍍が供用を開始しており、これにより唐院交差点と共用部までが直線的に結ばれることとなった。そのため幹線機能はバイパスへと移ったが、旧道は集落の中心を通る生活道路として活用されている。これまでに東側から補修が進められており、同事務所は残る西側の整備を今年度内に終了させたいとして、今回発注分で調整を進めている。

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