未改良区間の整備へ
用地取得を促進

　奈良県高田土木事務所は、県道元町畠田線未改良区間整備の準備を進めており現在、用地の取得を進めている。
　元町畠田線は、王寺町元町二丁目から畠田四丁目をつなぎ、王寺町域を東西に横断する都市計画道路。桜井田原本王寺線に接続し、東西方向の幹線道路ネットワークを形成する。しかし、畠田四丁目交差点付近は未整備となっており、回り込む形で交差点南側へ接続している。狭隘で歩道がないうえ国道２５号からの流出入が多く、一部が通学路となっているため安全対策も急がれる箇所でもある。
　同事務所は、王寺町が防災拠点（いずみスクエア）として泉の広場公園を再整備するのに合わせ、連携する形で、公園の一部を道路の敷地に転用し、泉スクエア付近から畠田四丁目交差点へ直接接続する形で整備を予定している。
　平成２７年度に事業化され、現在、泉の広場公園では、テニスコートを除き、転用予定地の既設施設が取り払われ更地となっており、道路の整備に合わせテニスコートも撤去する予定。
　同事務所は、早期の供用を目指し事業を進めていく方針だ。