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日産技術が契約候補者 マテリアルリサイクル発注支援
2023.2.21 大和高田市
大和高田市は、「マテリアルリサイクル推進施設計画支援業務」の公募型プロポーザルについて、応募のあった日産技術コンサルタント奈良事務所(大和郡山市小泉町1905番地60)から提出された企画提案書等をプレゼンテーション及びヒアリングにより審査、600満点中481点で契約候補者に特定した。契約予定額5082万円込。委託契約限度額5428万5000円込(3ヵ年継続。5年度4623万5000円込、6年度805万円込)。
これは、焼却施設を解体し、その跡地に新設するマテリアルリサイクル推進施設における発注に係る業務を委託するもの。担当は環境建設部クリーンセンター建設企画課(電話0745―52―1600)。
業務場所は今里川合方23番地。業務概要は発注方式の検討に対する支援、予定価格設定支援、事業者の募集及び選定委員会運営支援、入札説明書及び発注仕様書の作成、土壌汚染調査、地質調査等及びその他。委託期間令和7年2月28日。
同市では、山辺・県北西部広域環境衛生組合(同市を含む天理市・山添村・三郷町・安堵町・川西町・三宅町・上牧町・広陵町・河合町の10市町村で構成)により(仮称)新ごみ処理施設整備・運営事業(マテリアルリサイクル推進施設)が天理市内で進んでいることから、クリーンセンターを再編し、ごみ中継施設とマテリアルリサイクル推進施設の整備を計画。全体敷地面積約1・4㌶のうち北側の約4300平方㍍をごみ中継施設に充て、残る南側の約1㌶がマテリアルリサイクル推進施設の建設用地になる。
クリーンセンターでは現在、大和高田市ごみ中継施設建設工事が設計・施工一括の性能発注方式により進行している。事業者には公募型プロポーザルで新明和工業(東京都台東区東上野5丁目16番5号)を選定した。同市から発生する可燃ごみの処理を6年度中に試運転を予定している組合の新ごみ処理施設で共同処理することとし、広域化に対応した効率的なごみ中継施設を整備することとしたもので、完成は6年3月15日の予定。処理能力は90㌧/5h。
マテリアルリサイクル推進施設については、整備に係る生活環境影響調査業務委託を八千代エンジニヤリング奈良事務所(奈良市内侍原町6番)に委託して進めている。業務は計画しているマテリアルリサイクル推進施設の整備に向けて「廃棄物処理施設生活環境影響調査指針」に基づき、マテリアルリサイクル推進施設の稼働に伴う周辺地域の生活環境に及ぼす影響について調査及び予測を行い、報告書(生活環境影響調査書)としてとりまとめるもの。調査項目は大気質・気象・交通量・騒音・振動・悪臭・水質。委託期間3月24日。業務内容の詳細は後日掲載。 (吹上)