一般記事
橿原市 電線共同溝敷設工事(第7―3工区)
2023.2.10 橿原市
重要伝統的建造物群保存地区の無電柱化
工事は誠光建設が担当
橿原市(教育委員会今井町並保存整備事務所)が同市今井町において進めている、電線共同溝敷設工事(第7―3工区)が間もなく完了する。
今井町並保存整備事務所では、これまでも住民らと協力し、重要伝統的建造物群保存地区となっている今井町の電線地中化を計画的に進めており、同工事は、今井町の南西部で、令和2年度から行われている第7期の、今年度施工分(3工区)として、称念寺の北側、延長105㍍で施工を行っている。
工事概要は、工事延長105㍍、開削土工、電線共同溝工、舗装工、仮設工。誠光建設が施工を担当している。
8日の時点で、電線共同溝の管路の設置は終了、同の工事に伴い、一時的に移設していたライフラインを戻す作業に取り掛かっており、仮設していた水道の復旧が終わった段階。今月の3週目からガスの復旧、その後舗装を行い、今月末完了の予定。
重要な建築物の維持を行いながら、狭隘な場所での作業となるため、一度に施工出来る範囲は限られてしまうが、同事務所は、引き続き電線共同溝の敷設を行い、今井町の無電柱化を進める方針だ。