２月末完成で進む
岡田組の施工

　奈良県吉野土木事務所が下北山村で進めている「一般国道１６９号法面対策工事」が、間もなく完成する。
　同工事は、一般国道１６９号上北山村と下北山村を結ぶ区間、下北山村上池原の前鬼橋付近で、道路山側法面の崩落対策を行うもの。
　工事概要は、工事延長６０㍍、モルタル吹付工１０００平方㍍、落石防止網工１２３０平方㍍。設計は浪速技研コンサルタント、施工を岡田組が担当している。
　昨年８月中旬に着工し、２月６日時点ではモルタルの吹付は完了し、引き続き落石防止網の設置へ移る段階で、２月末の完成を予定している。
　同区間は、併走する路線がなく災害等により通行が遮断された時には、大きく迂回を強いられる。
　同事務所は、道路の安全な通行を確保するため、法面対策をはじめとした多くの対策事業を進めている。