一般記事
片塩歩道橋補修工事
2023.1.31 県高田土木事務所
福嶋組で着工
片塩ロータリーの歩道橋を補修
奈良県高田土木事務所が進めている、一般国道166号片塩歩道橋補修工事が着工した。
片塩歩道橋は、大和高田市片塩町の国道166号と県道大和高田斑鳩線が交差する片塩ロータリー交差点上に架かる歩道橋(L=53.5㍍、W=2.25㍍)で、昭和40年代に架橋されており、近鉄高田市駅や、近隣の大型商業施設などへの歩行者の動線を確保している。建築されてから50年以上が経過し、歩道橋全体に腐食が発生しており、令和元年度に行われた定期点検において、早期に措置を講ずべき状態であると確認されたため、令和2・3年度に詳細設計を行い、2月1日より、塗装の全面塗り替えを含む補修工事が実施される。なお、工事は歩道橋の通行ならびに高さ3.8㍍、を超える車両の通行を規制して行われている。
工事概要は、工事延長36㍍、橋梁塗装工950平方㍍、鋼部材断面修復工0.01立方㍍。設計は修成建設コンサルタント、施工を福嶋組が担当する。7月末完成の予定。
同工事をはじめ、県では、修繕が必要な道路施設の早期解消を図るとともに、ライフサイクルコストの低減や持続可能な維持管理を実現する予防保全型道路メンテナンスへの転換を推進している。