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県企業立地推進課 2者に業務を委託 県中小企業会館不動産鑑定評価

2023.1.17 県産業・観光・雇用振興部

 奈良県産業・観光・雇用振興部企業立地推進課は、奈良県中小企業会館不動産鑑定評価業務(その1)(その2)の公募型プロポーザルについて、大和不動産鑑定にその1、大阪エンジニアリングにその2を委託した。
プロポーザルには4者が参加し、提出された技術提案書について評価基準(合計100点)に基づき審査して大和不動産鑑定奈良支社(奈良市西大寺東町2丁目1番56号)を評価点86点で第1位、大阪エンジニアリング奈良支店(奈良市登美ヶ丘3丁目12―9)を評価点80点で第2位とし、契約の相手方として特定したもの。
奈良県中小企業会館が廃止されることとなり、また、6年春をメドに奈良商工会議所会館が移転することになり、「上質なホテルが望ましい」との方針で活用することを県と奈良商工会議所が確認する協定を締結。これに基づき、県が奈良県中小企業会館及び奈良商工会議所会館を一体的に売却する。
今回の業務は、奈良県中小企業会館及び奈良商工会議所会館の敷地においてホテルを誘致する活用検討の参考とするため不動産鑑定を実施するもの。委託期間3月15日。業務量の目安は(その1)(その2)とも114万8400円込を限度とする。担当等は企業誘致係(電話0742―27―8872)。
評価等対象物件の所在地は奈良市登大路町。土地はともに宅地で、37番9が公簿111・82平方㍍(実測106・54平方㍍)、38番1が公簿1674・05平方㍍(実測1955・38平方㍍)。境界確定は5年1月中に完了(予定)。建物は昭和53年12月建築のRC造地下1階地上4階建延べ床面積3507・76平方㍍(建築面積782・83平方㍍)。5年3月1日時点の価格で評価する。
県中小企業会館等宿泊事業者公募について今春頃に公募手続きを開始することにしていると見られ、3月までに公募条件の整理と募集要項を作成する。公募型プロポーザル「奈良県中小企業会館等宿泊事業者公募資料作成等業務委託」により受託業者の選定を進めている。
昨年9月定例県議会で県中小企業会館等宿泊事業者選定事業として850万円と5年度債務負担行為180万円を補正しており、この業務で公募条件の整理と募集要項の作成等の公募資料の作成及び民間事業者の提案の審査に係る支援を行う。委託期間10月31日。業務量の目安は701万8000円込(4年度524万7000円込、5年度177万1000円込)が限度。

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