五條市は、イオン五條店周辺を中心とした五條市の活性化や賑わいの形成に向け、イオンリテールと奈良交通及び南都銀行が相互に協力し、地域の魅力を高め、持続可能で活力あふれるまちづくりの実現をめざすため１２月２７日に「五條市のまちづくりに関する基本合意書」を締結した。
　イオン五條店周辺は、五條市の中心市街地として五條バスセンター等の公共交通機関や南都銀行等の金融機関と商業施設等の都市機能が集積している。また、市民の暮らしや遊びといった生活の場、人々が集まり交わる交流の場であり、長い歴史のなかで「まちの顔」として機能してきた。
昨今の人口減少や少子高齢化の進展、京奈和自動車道の開通による交通流動の変動、景気の動向など、市を取り巻く社会経済情勢が大きく変化するなかにおいて、この地域の活力向上はまち全体の発展と活性化に大きな役割を担うと考えられる。
中心市街地の活性化や賑わいの形成をめざして基本合意書を締結し、関係機関の人材や知識及び情報などの資源を活用し相互に協力しながら未来のまちづくりを考えていくことにしている。問合せ先は総務管財課行財政マネジメント室（電話０７４７―２２―４００１内線２３３）。