高速道路ナンバリングなどの現状対応
ダイシンが工事を担当

　奈良県中和土木事務所は、「桜井田原本王寺線道路案内標識設置工事」を進めている。
　同工事は、田原本町千代の桜井田原本王寺線上に設置された道路案内標識を、表示内容が高速道路ナンバリングなど、現状対応したものへ更新するもの。ダイシンが施工を担当し、５年１月末完了の予定。
　道路案内標識は、周囲の道路整備状況に応じ、随時更新が行われているが、国土交通省が、「高速道路ナンバリングの実現に向けた提言」（平成２８年１０月２４日高速道路ナンバリング検討委員会とりまとめ）を踏まえ、「高速道路に路線番号を付すことにより、訪日外国人をはじめ、すべての利用者にわかりやすい道案内の実現を目指す」として、高速道路の路線名に併せ、その地固有の言語に依存しない路線番号を用いる「ナンバリング」を導入したことや、製作時期による地名の英語表現などに表記揺れがあることなどから、更新や修成の必要性が高い箇所が多く、中和土木事務所を始め、県下の各土木事務所は順次整備を推進している。