一般記事

吉野土木 大峯山公園線虻トンネル照明設備LED化工事

2022.12.22 県吉野土木事務所

明年着工目指し準備進む
施工は藤原電気工業

 奈良県吉野土木事務
所は「主要地方道大峯山公園線虻トンネル照明設備LED化工事」の準備を進めている。
 大峯山公園線は、天川村川合から同村洞川に至る県道で、主要地方道に指定されている。洞川温泉や大峰山へのアクセスルートとして利用されており、冬期は下市町側から洞川につながる県道48号線の小南峠区間などが通行止めとなるため、大峯山公園線が、唯一洞川へ接続する道となる。虻トンネルは、同線、天川村中越と洞川の境界をまたぐ形で作られた延長275㍍のトンネルで、昭和63年に建設されている。
 同工事は、虻トンネルにおいて、照明設備を既存の低圧ナトリウム灯からLEDへ更新するもの。照明をLEDへ更新することにより、電力の消費を抑えるとともに、設備の長寿命化、メンテナンス回数の削減などが期待される。
 現在、年明けの着工を目指し、工場で灯体などの準備を進めている。工事概要は、工事延長285㍍、トンネル照明設備設置工51台。施工は藤原電気工業が担当し、5年3月中旬の完成を目指している。

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