一般記事
中和土木 主要地方道吉野桜井線百市工区
2022.12.9 県中和土木事務所
橋梁下部工事が完了
「もものいち桜橋」付近の擁壁工事に着手予定
植木組・井上組・山上総業が工事を担当
奈良県中和土木事務所は、主要地方道吉野桜井線百市工区の整備事業を進めている。
同事業は、吉野桜井線の桜井市下居.百市間で現道拡幅とバイパスを行うもので、現在バイパスの整備が進められている。
植木組が施工した「もものいち紅葉橋」橋梁下部工事(工事概要:工事延長68㍍、橋梁下部工1基、擁壁工18㍍、護岸工483平方㍍、)は、同工区の南側に位置し、バイパスが既設道に接続する箇所で12月2日時点では、すでに作業は終えており、検査を待つ状況となっている。井上組の施工で行われている護岸整備(工事概要:工事延長197㍍、法覆護岸工158平方㍍、仮橋撤去工1式)は、約90%の進捗状況で年内に工事を完了し、引続き山上総業が下流部「もものいち桜橋」付近の擁壁工事(工事概要:工事延長57㍍、重力式擁壁工32㍍)に着手する予定。
同事務所は、バイパスの早期開通を目差し今後も事業を推進する方針で今年度中に「もものいち紅葉橋」上部工事(延長28㍍)の発注を見込んでいる。
同区間の整備により、吉野桜井線の安全で円滑な通行が可能となり、観光や産業の振興に寄与し地域活性化への期待が高まる。