甘樫丘地区芝生広場から着工
３地区で改修を予定

　近畿地方整備局国営飛鳥歴史公園事務所が進めている「国営飛鳥歴史公園キトラ地区園路広場修繕他工事」がこのほど着工した。
　同工事は、キトラ古墳周辺地区、体験工房付近の法面で板柵の整備。甘樫丘地区芝生広場で植栽の更新。石舞台地区で一部園路の土系舗装の更新などを行うもので、最初に１１月２８日から甘樫丘地区芝生広場付近の園路の通行を規制し、植栽の伐採に取り掛かった。他の地区も順次着工していく予定で準備を進めている。
　工事概要は、敷地造成工（掘削工５０立方㍍、盛土工６０立方㍍、法面整形工１５５平方㍍）、公園土工５８０平方㍍、植栽基盤工９０立方㍍、擁壁工、植栽工（中低木植栽工、地被類植栽工）、雨水排水設備工、園路広場整備工（作業土工、土系舗装工４００平方㍍、園路縁石工１４㍍、階段工５５段）、サービス施設整備工（ベンチ・テーブル工）、構造物撤去工、公園施設等撤去・移設工。タイキが施工を担当し、５年２月末完成を予定している。