奈良県県土マネジメント部地域デザイン推進局建築安全推進課は、10月21日に奈良市・橿原市及び生駒市と合同で、県内の一斉建築パトロールを実施した。このパトロールは中間検査・完了検査の確実な実施及び適切な工事監理の徹底を重点項目として実施、建築基準法等に違反する建築物の早期発見と早期是正を目的としている。
　中間検査・完了検査等の予定時期に到来している建築現場・建築物から無作為に抽出した合計76件に、６班13名（県３班６名、奈良市１班３名、橿原市と生駒市各１班各２名）で立入調査した。その結果、確認表示板の未掲示15件と確認表示板の記載内容不備４件を確認し、口頭指導を行った。
　他に調査先の建築主と施工者等にリーフレット「安全な住宅を建てるために、安全な住宅を買うために」を配布。建築手続き等の周知徹底を行った。同日以外にも県（関係土木事務所を含む）と奈良市・橿原市及び生駒市では、定期的にパトロール等を実施している。県の担当は監察係（電話０７４２―２７―７５６４）。