一般記事

奈良国道 いかるがパークウェイ小吉田地区他改良工事

2022.10.25 近畿地方整備局

11月より本格的に着工
米杉建設で間もなく着工

 近畿地方整備局奈良国道事務所は、「いかるがパークウェイ小吉田地区他改良工事」に着工する。
 「いかるがパークウェイ(斑鳩バイパス)」は国道25号の生駒郡斑鳩町幸前から龍田をつなぐ事業延長4.7㌔㍍のバイパスで、令和2年3月までに、国道25号三室交差点から町道4014号線交差区間(延長約1.5㌔㍍)
において供用されている。
 同事務所は、今日までに輿留~小吉田地区において、埋蔵文化財調査、道路設計、用地調査および用地取得を進めてきた。現在、町道4014号線交差より東に向けた、延長約500㍍、の区間(斑鳩町五百井~小吉田)で準備作業を始めており、11月より本格的に改良工事に着工する。
 工事概要は、地盤改良工、擁壁工、カルバート工、排水構造物工、仮設工。施工を米杉建設が担当。5年2月完成の予定。
 同事務所は、同工事の完成後、引き続き舗装などの工事を進めるとともに、次区間の整備の準備も進めてゆく方針で、早期の事業完了を目指している。
 「いかるがパークウェイ」が、バイパスする斑鳩町内の国道25号は、比較的幅員が狭く、慢性的に混雑する路線で、周辺に法隆寺をはじめとする観光スポットも数多く存在することが混雑に拍車を掛けている。そのため、「いかるがパークウェイ」の整備が進むことで、国道25号および生活道路に進入していた交通が、「いかるがパークウェイ」に転換され、斑鳩町中心部の交通混雑の緩和、交通安全の確保が期待されている。

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