奈良県奈良公園事務所は、「平城宮跡南側地区公園施設設計業務委託（平城宮跡の利活用推進事業（南側整備・社会資本）他）３１２―委―２他号」に総合評価落札方式一般競争入札を適用して10月21日に公告した。入札参加申込書を11月２日まで、技術提案書を11月14日まで、入札書及び業務委託費内訳書を12月14日～20日に受け付けて12月21日に開札する。
参加資格は▽県建設工事等競争入札参加資格のうち建設コンサルタント「造園」部門の資格を有することかつ建築士法の規定による一級建築士事務所の登録を行っていること▽県内に本店または営業所（県に対する競争入札参加資格を有するものに限る）を有すること▽平成24年４月１日以降公告日までに完了した国または地方公共団体が発注した都市計画公園のうち国営公園・大規模公園・都市基幹公園・歴史公園のいずれかに係る設計業務の元請実績を有していること―など。
業務場所は奈良市三条大路３丁目、４丁目。業務概要は公園設計１式。委託期間５年９月29日。予定価格４９２１万４０００円込、調査基準価格３９５０万１０００円込。問い合わせ先等は入札及び競争入札参加資格確認申請書等が管理課庶務管理係（電話０７４２―２２―０３７５）、技術提案書等が県土マネジメント部地域デザイン推進局平城宮跡事業推進室整備係（電話０７４２―２７―８９４５）。
　業務は平城宮跡南側地区について今年度策定予定の「整備計画」を踏まえ、建築物を除く公園施設の検討及び設計（遊具を含む）を行うとともに、公園内建築物の設計に向けた与条件を設定することを目的としている。
　業務対象地は４・95㌶。民間事業者による整備を想定している飲食店（カフェ等）及びその周囲は業務の対象としない。朱雀大路保全エリア一部で４年度に先行整備している土系舗装・遺構側溝・植栽帯の範囲は基本的に業務対象外で、隣接地との境界部や多目的エリアの設計内容に応じて改変が必要な箇所は設計の対象となる。（詳細な業務内容は後日掲載予定）