一般記事
五條土木 「一般国道168号湯之原トンネル照明工事」
2022.10.18 県五條土木事務所
照明のLED化
約50%の節電効果
施工は松田電気工業
奈良県五條土木事務所は「一般国道168号湯之原トンネル照明工事」を進めている。
湯之原トンネルは、十津川村湯之原~小原の国道168号上にある延長489㍍のトンネルで、昭和57年に建設された。
同工事は、トンネル内の照明を低圧ナトリウム灯から、低消費電力、長寿命のLEDへ更新するもの。
現在、分電盤等の工場制作を進めており、着工は11月中旬の予定で、9末時点での進捗率は、工場制作分を含め約10%となっている。工事概要は工事延長489㍍、トンネル照明器具設置工74台。施工を松田電気工業が担当し、5年2月下旬の完成を目指している。
照明のLED化により、天候や昼夜など、様々な条件により変化する入口照明を除いた、常時点灯される基本照明のみで考えた場合、約50%の節電効果が見込まれている。また、灯体の寿命が長いことなどから、メンテナンスの回数自体も減らすことができ、大幅なランニングコストの削減が期待される。