一般記事
奈良土木 「大和田地区斜面対策工事」
2022.10.14 県奈良土木事務所
5年3月中旬の完成予定
施工は日誠建設
急傾斜地崩壊警戒区域への対策
奈良県奈良土木事務所は、「大和田地区斜面対策工事」を進めている。
同工事は、奈良市大和田町の安養寺付近の斜面の崩落を防止する対策を行うもの。同区域は土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域に指定されている。また、該当する崖が民家の背後まで迫っており、大きな被害の出る危険性が高い地域でもある。実際に部分的に崩壊が起こっている箇所もあり、対策が急がれていた。
工事概要は、工事延長65㍍、吹付法枠工528平方㍍、鉄筋挿入工115本。設計はダイヤコンサルタントが、施工を日誠建設が担当する。
9月に作業着手し、施工箇所の伐採が行われている。
10月11日現在、伐採がほぼ最後の段階まで来ており、終了後、法面の施工に入り、11月から法枠に取り掛かる。施工箇所が急斜面で、民家が近接しているため、伐採段階から細心の注意を払った作業となっており、これから本格的な施工を控え、よりいっそう丁寧な作業を心がけ、5年3月中旬の完成を目指している。