ため池に貯留機能を付加
葛建設の施工で着手

御所市産業建設部建設課は、新堀池改修工事を進めている。
同工事は、同市櫛羅の「新堀池」を改修するもの。流域貯留浸透事業として、既存のため池に貯留機能を持たせるもので、ため池の持つ洪水調節機能を最大限に活用し、流域の保水能力を高め、防災・減災力を強化することを目的としている。工事が完成すれば、３０８０立方㍍の貯留量が確保できる。
工事概要は、ブロック工１２０４．９平方㍍。設計は関西技研、施工を葛建設が担当。
１０月６日現在、作業用の仮設道の設置に取り掛かっており、池自体の工事は翌週からになる予定で、５年２月末の完成を目指している。