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国営飛鳥歴史公園 大極殿院復原伝統技能まとめ オリコンに業務委託 情報発信方法支援ツール提案も
2022.9.30 近畿地方整備局
近畿地方整備局国営飛鳥歴史公園事務所は、「第一次大極殿院復原事業における伝統技能とりまとめ他業務」の簡易公募型プロポーザルについて、オリエンタルコンサルタンツ(奈良市大宮町)と2099万9000円込(予定価格と同額)で契約を締結、業務を委託して進めている。
業務は、平城宮跡歴史公園の第一次大極殿院復原事業を継続的に進めるうえで、伝統建築・文化財建造物に使用する材料やそれらを扱う伝統技能に着目し、有識者・関係機関等への意見聴取とりまとめを行うとともに、施工時におけるこれらの記録や整理方法及び情報発信方法の提案と、事業を取り巻く環境の変化を踏まえた残事業の課題整理と解決に向け提案を行うもの。
業務場所は奈良市二条大路南3丁目5―1(平城分室管内)。主な業務内容は①計画準備1式②伝統技能継承のための意見聴取とりまとめ1式③復原整備事業の経過整理と記録方法の検討1式④事業における伝統技能等の支援ツール提案1式⑤意見聴取や事業の記録と公園利用者説明等の運営支援1式⑥報告書とりまとめ1式。委託期間12月28日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に16者から入札説明書等のダウンロードがなされ、1者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその1者であるオリエンタルコンサルタンツを技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。