一般記事
香芝市 「歩道バリアフリー整備工事」
2022.9.29 香芝市
車椅子などが通りやすい道へ
植栽を撤去し歩道幅を確保柳原組の施工で進む
香芝市公園道路管理課は、真美ヶ丘2丁目の真美ヶ丘幹線で「歩道バリアフリー整備工事」を進めている。
香芝市は「香芝市バリアフリー特定事業計画」の一つとして、市道8―290号線(真美ヶ丘幹線)のコープ真美ヶ丘前から五位堂駅周辺までを、高齢者や車いす使用者、視覚障害者などの交通弱者の利用を前提とした改良を行う事業を推進している。その中で、路面が傷んでおり、歩道内の植栽などの占有により有効幅員が狭く、また、歩道縁端部などの歩道と車道の段差が大きいと、改善要望の高かったコープ真美ヶ丘前から約300㍍の区間で、植栽を撤去し、歩道幅を拡げて、視覚障がい者誘導用ブロックや、横断防止策を設置し、舗装面の改良を進めており、昨年度西側(真美ヶ丘1丁目)の整備が完了。現在、引き続き、「歩道バリアフリー整備工事公―038号」として、東側(真美ヶ丘2丁目)の整備を行なっている。工事概要は、舗装工(アスファルト舗装939平方㍍、視覚障害者誘導用表示〈線状756㍍、点状246枚〉)、縁石工(切下げブロック26㍍、歩車道ブロック29㍍)、防護柵工(横断防止柵202㍍)。施工は柳原組が担当している。
9月20日現在、植栽の撤去が終わり、防護柵の基礎に取り掛かっている。11月末の完成を予定している。
同工事をはじめとして、「香芝市バリアフリー特定事業計画」には様々な事業が計画されており、香芝市は、鉄道駅を中心としたバリアフリー化を推し進める方針だ。