近畿地方整備局和歌山河川国道事務所は、「紀の川防災体制整備業務」の簡易公募型プロポーザルでパシフィックコンサルタンツ（大阪市北区堂島浜）と２９７０万円込（予定価格と同額）で契約、業務を進めている。
　業務は、紀の川における防災体制の整備に当たって洪水に備える水防災意識社会の再構築を行う減災対策協議会における会議資料のとりまとめを行う。また、減災対策協議会の取組項目であるマイ・タイムラインの普及促進について検討を行う。
業務場所は和歌山市湊～五條市野原東４丁目。主な業務内容は①計画準備②資料収集・整理③マイ・タイムラインの普及促進の方策検討④減災対策協議会資料作成⑤排水作業準備計画の作成⑥多機関連携型タイムラインの素案作成⑦メディア関係機関との防災情報連携の協議会運営補助⑧報告書作成。委託期間１２月２８日。
　技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に２８者から入札説明書等のダウンロードがなされ、４者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその４者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、パシフィックコンサルタンツの提案が適切な提案と認められたため契約の相手方とした。