キショウの施工　８月２４日完成

田原本町まちづくり建設課が進めていた「スムーズ横断歩道整備」が、８月２４日完成した。
町道新町１号線の近鉄の踏切道から東向き、一つ目の信号交差点までの区間は、国道24号から田原本駅前や、桜井田原本王寺線への抜け道となっており、交通量が多く、また多くの部分で田原本幼稚園、田原本小学校と接しており、通学路となっているため、多くの児童が利用している。
同課は、道路利用者の安全性の向上を目的に、天理警察と連携し、同区間で、時速３０キロの速度規制を行うとともに、田原本幼稚園北正門前にある横断歩道部を、道路よりも１０㌢㍍ほど（両側の歩道とほぼ同一の高さ）盛り上げ、凸部（ハンプ）
を作り、車両の速度を低下させて、安全に歩行者が横断できるようにする物理的デバイス「スムーズ横断歩道」
を設置した。
工事は主に夜間を中心に進められ、設置される凸部は横断歩道部分を含め約８㍍。それに伴い歩道部や排水設備などの周辺部分も整備された。施工はキショウが担当し、８月１６日に工事着手。８月２４日に完成した。　「スムーズ横断歩道」の設置は、試験的な仮設を含め、県下２例目となり、恒久的な設置は初めてとなる。