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三宝農林に業務委託 どんづる峯散策ルート調査等 東峰で新規ルートの調査と開拓
2022.7.26 香芝市
香芝市は、東峰で新規散策ルートの調査及び開拓を行うため、一般競争入札「どんづる峯散策ルート調査等委託業務」を開札、三宝農林に業務を委託した。業務場所は穴虫。委託期間5年3月24日。
どんづる峯は、同市穴虫地内に存する県指定天然記念物であり、金剛生駒紀泉国定公園。同市の観光地として認知されており、またダイヤモンドトレールの起点にもなっていることから、年々来訪者が増えてきている。
平成30年度に来訪者の安全対策として地方創生推進交付金を活用し、遊歩道や広場の整備を行い、 令和元年度から3年度にかけて、三宝農林に委託してどんづる峯の凝灰岩の経年観測と植生調査及び景観維持・管理のための支障樹木の剪定・除去等を行った。
今年度は、引き続き既存遊歩道及び散策ルートの維持管理を行うとともに、東峰を来訪者が安全に散策できるように新規散策ルートの調査及び開拓を行う。成果品は報告書(A4版)2部、電子データ(CD―Rに保存)1枚(PDF及びオリジナルデータの両方を提出する)。
今回の整備場所は穴虫2776―1の1万2580平方㍍と2778―4の6万2809平方㍍の山林(市有地)。担当は市民環境部地域振興局商工振興課(電話0745―44―3312)。業務内容は次の通り。
▽現地踏査=推奨散策ルートの提案、危険個所の抽出及び来訪者の歩行空間を確保する。
▽植生調査(稀少植物群)=10㍍×10㍍標準地(プロット)を事業実施区域内に設置し、定点観察を実施する。
▽業務区域内枯損木の樹木選定及び伐採・集積=遊歩道近接箇所においては、来訪者の安全を考慮し、支障となる枝の剪定を行う。業務実施前後の写真を撮影して報告する。
▽調査後に事業実施区域のドローン等による写真撮影を行い、凝灰岩の経年観測を実施する。
▽その他=円滑な業務遂行のために事務局の企画支援を行う。