一般記事
県文化財保存事務所 構造補強で実施設計 旧織田屋形大書院及び玄関
2022.7.22 県文化・教育・くらし創造部
奈良県文化・教育・くらし創造部文化財保存事務所は、重要文化財旧織田屋形の大書院及び玄関について、今年度に構造補強工事の実施設計を行うことにしており、「重要文化財旧織田屋形大書院及び玄関構造補強実施設計業務4文保委第1号」を8月8日に開札して業務を委託する。
業務場所は橿原市久米町934番地(橿原神宮境内)。業務概要は重要文化財旧織田屋形大書院及び玄関の構造補強実施設計業務。委託期間5年3月24日。予定価格1207万8000円込。建立は天保15(1844)年。
▽大書院=桁行16・745㍍、梁行12・800㍍、平面積269・721平方㍍、軒面積402・602平方㍍、屋根面積496・550平方㍍。七畳半(床、棚、附書院付)、十畳、十五畳、九畳、十二畳、九畳(床付)、入側、縁等より成る。一重の入母屋造で桟瓦葺。
▽玄関=桁行17・730㍍、梁行7・880㍍、平面積188・221平方㍍、軒面積306・067平方㍍、屋根面積344・130平方㍍。二十畳(床付)、十二畳、八畳、六畳、入側、玄関式台、内玄関より成る。一重の入母屋造で桟瓦葺。