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県道路建設課 令和22年交通量を推計 一般競争入札を8月4日開札

2022.7.12 県土マネジメント部

 奈良県県土マネジメント部道路建設課は、平成27年度全国道路・街路交通情勢調査に基づく令和22年の将来交通量推計を実施する。これは県全域を対象に国道168号(五條市生子町~釜窪町)・国道169号(下北山村前鬼~上池原)・主要地方道桜井都祁線(桜井市白河~川上)の整備の有無による将来交通量を推計するもの。
一般競争入札「県内一円将来交通量推計業務(道路改良事業等基礎調査費)第1―委―1号」を8月4日に開札して業務を委託する。業務対象は県内一円。業務概要は将来交通量推計業務1式。委託期間5年1月31日。予定価格1951万4000円込、調査基準価格1566万4000円込。担当は道路計画係(電話0742―27―7495)。業務内容は次の通り。
【現況(平成27年)交通量推計のためのデータ構築】
▽現況(平成27年)OD表の作成=近畿地方整備局提供の現況(平成27年)OD表をもとに奈良県内の高規格道路・一般国道・県道・主要な市道の交通量が適正に推計できるよう、県各地域の状況を鑑みながらゾーンの分割を行う。
▽現況(平成27年)ネットワークの作成=過年度業務(道路事業における事業評価に関する業務(臨時単独道路改良事業他))で作成した平成22年道路ネットワークをもとに、現況(平成27年)道路ネットワークを作成する。
【現況(平成27年)再現の実施】
前項で作成したOD表とネットワークにより現況交通量配分を実施し、平成27年道路交通センサスとの比較により現況再現性を検証し、ゾーンニングとネットワーク設定条件等の妥当性を確認する。
【将来(令和22年)交通量推計のためのデータ構築】
▽将来(令和22年)OD表の作成=近畿地方整備局提供の将来(令和22年)OD表をもとに現況(平成27年)のゾーニングに応じたOD表を作成する。
▽将来(令和22年)ネットワークの作成=過年度業務(道路事業における事業評価に関する業務(臨時単独道路改良事業他))で作成した平成42年道路ネットワークをもとに将来(令和22年)道路ネットワークを作成する。なお、作成に当たっては道路関係各部署における道路整備計画を反映したものとする。
【将来(令和22年)交通量推計の実施】
前項で作成したOD表とネットワークにより将来(令和22年)交通量配分を実施する。
配分ケースは①県全域②国道168号(五條市生子町~釜窪町)の整備の有無③国道169号(下北山村前鬼~上池原)の整備の有無④(主)桜井都祁線(桜井市白河~川上)の整備の有無―の7ケースとし、具体的な設定内容は県との協議のうえで決定する。なお、②~④については箇所周辺の地域特性を踏まえ、ネットワークの追加やゾーンの細分化等を行い、再現性を確保した「現況交通量配分」を行ったうえで、平成27年度道路交通センサスに基づき作成した将来交通量予測の最新データにより将来交通量推計を行う。なお、推計結果については道路関係各部署との調整を図る。
【報告書作成】
業務内容及び打合せ時に使用した資料を「共通仕様書」に準じて報告書を作成する。

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