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道路部 新たな連携方策等を 「道の駅」大学連携等検討

2022.6.28 近畿地方整備局

 近畿地方整備局道路部は、「道の駅」大学連携等検討業務の簡易公募型プロポーザルを6月24日に公示した。参加表明書を7月4日まで、技術提案書を7月25日まで受け付ける。
 近年、「道の駅」では、農業・観光・福祉・防災・文化など地域の特性を活かしたさまざまな取組みがなされており、2020年からは「あらゆる世代が活躍する舞台となる地域センターに」をめざす姿として、大学等との連携企画及び子育て応援施設の整備を推進している。また、「道の駅」においては、将来の地域活性化の担い手となる人材育成や若者ならではの視点を活かした地域づくりなど新たな価値の創造を図り、地方創生に寄与することを期待し、観光振興や地域づくりを学ぶ学生の課外活動や就労体験の場として活用することを進めている。
具体的には、観光マップの作成と地元産品を活用した商品やメニュー作成及びイベントポスター作成などさまざまな取組みが進んでおり、令和元年12月時点で71大学と道の駅が協定を締結し、就労体験学習の取組みやゼミ活動等として実施する連携企画型の学習等が実施されている。
今回の業務は、「道の駅」と大学において連携した取組み状況を整理し、ヒアリング調査から課題を抽出するとともに、学生にとって取り組みやすい新たな連携方策を検討する。合わせて「道の駅」における子育て応援施設についてヒアリング調査から課題を抽出するとともに、子育て世代が利用しやすい施設の検討を行う。
参加資格は単体企業、同一の組合または同一の設計共同体のいずれかで、近畿地方整備局(港湾空港関係を除く)における令和3・4年度土木関係建設コンサルタント業務に係る一般競争(指名競争)参加資格の認定を受けていること―など。
主な業務内容は▽計画・準備1式▽大学等との連携方策の検討1式=①関係者へのヒアリング等調査②マッチングプロジェクトの仕組みの検討③「道の駅」学生コンテストの仕組みの検討④「道の駅」講座開設の仕組みの検討▽子育て応援施設の望ましいあり方の検討1式=①関係者へのヒアリング等調査②望ましい施設のあり方検討③手引きの更新▽報告書作成1式。委託期間5年2月28日。

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