近畿地方整備局近畿道路メンテナンスセンターは、次のトンネル点検業務の簡易公募型プロポーザルについて北部地区はパシフィックコンサルタンツ、南部地区は応用地質と契約を締結して業務を委託した。
　近畿地方整備局管内北部地区と南部地区のトンネルについて損傷及び変状を早期に発見、安全・円滑な交通を確保するための点検を実施し、効率的な維持管理に必要な資料を作成するもの。業務内容はともに計画準備１式、トンネル定期点検（北部４４トンネル、南部３７トンネル）、報告書作成１式。委託期間５年３月２４日。
　▽北部地区トンネル点検業務＝技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に３２者から入札説明書等のダウンロードがなされ、３者から参加表明書の提出があり、３者から提出された技術提案書を評価した結果、パシフィックコンサルタンツ大阪本社（大阪市北区堂島浜）の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため１億７４９０万円込（予定価格１億７７０２万３０００円込）で契約。
　▽南部地区トンネル点検業務＝技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に３３者から入札説明書等のダウンロードがなされ、６者から参加表明書の提出があり、５者を技術提案書の提出者として選定し、うち４者から提出された技術提案書を評価した結果、応用地質関西事務所（大阪市淀川区田川北）の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため１億８９８６万円込（予定価格１億８９８８万２０００円込）で契約。