一般記事
奈良土木 丹生(ハ)地区斜面対策工事
2022.5.31 県奈良土木事務所
二次避難所の安全確保に期待
森髙建設が施工を担当
奈良県奈良土木事務所は丹生(ハ)地区斜面対策工事を推進している。
同工事は、奈良市の二次避難所に指定されている「柳生地域ふれあい会館」の安全確保のために、隣接する斜面の補強を行うもの。
5月26日現在、法枠工、鉄筋挿入工などの山体の補強がほぼ終わり、6月から緑化を目的とした植生基材吹付工に移る段階。6月の梅雨を考慮し早めに工事を進めており、進捗は約80%になっている。
高所作業になるため、安全帯、フルハーネスの着用を徹底し、また、田植えの時季になるため周囲の水田に影響が出ないよう、吹付プラントなどの汚泥処理は、ノッチタンクに濾過装置を設置し、細心の注意を払い工事を進めている。
工事概要は工事延長82㍍、鉄筋挿入工388本、吹付法枠工1422㍍。設計は太洋エンジニアリング、施工を森髙建設が担当し、8月19日の完成を目指している。