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川上村 7月1日建設工事を公告 工事費約25億円
2022.5.26 川上村
令和6年4月開校めざす
川上村は、令和6年4月の開校に向けて進めている「川上村保育園並びに義務教育学校施設整備事業」建設工事の入札(一般競争)を、7月1日、公告を行う。参加資格は、単体又は数社の企業体にするかなど、詳細については近く決定する模様。本体工事の工事費は、約25億円(税込)を見込んでいる。
同事業は、同村西河の川上小学校解体の跡地に、小中一貫の9年間の義務教育学校と、併設する保育園を整備するもので、昨年度に坂倉建築研究所(東京都)で実施設計を設完している。
同村教委会によると、同整備事業は、義務教育学舎W造(一部RC)3階建て、建築面積約1200平方㍍。保育園舎W造2階建て、建築面積約580平方㍍、プール棟RC造平屋建て、建築面積約70平方㍍の新築と体育館(既存施設)の改修、RC造平屋建て、建築面積1020平方㍍などとなっている。
川上村では、先人たちの教育にかける思いを受け継ぎ「村づくりは人づくり、人づくりは教育」を信念に、「15の春は正夢に」を目標に取り組んでおり、その思いを形にするため、令和6年4月の開校に向けて教育施設整備を進めている。
建設工事は、今年度から二か年継続事業として今秋9月頃に着工し、令和6年2月の完成予定。
令和6年4月開校の新設学校は、保育園と小中校を一体化した学舎で、全国的にも珍しい3階建ての木造構造。使用するスギやヒノキ材はすべて村内の森林から調達する計画である。
(橋本)