一般記事

さくら広域環境衛生組合 新ごみ処理施設整備工事

2022.5.13 大淀町川上村黒滝村下市町天川村東吉野村

5年9月末の竣工を目指す
5月中旬からコンクリート打設へ

 大淀町、下市町、黒滝村、天川村、川上村、東吉野村の2町4村で構成するさくら広域環境衛生組合は、ゴミ処理の広域化のための新ごみ処理施設整備工事を推進している。
 同施設は、現在、南和広域美化センターや民間に委託などで処理している2町4村のゴミ処理を一括して行う施設で、大淀町西増の約3万6200平方㍍を造成し、21トンの処理能力を持つ熱回収施設(焼却施設)、リサイクル施設、事務所などを備えた複合施設の焼却棟を中心に、倉庫などの付属施設も含め4棟を建設するもの。施工は近畿工業が担当している。
 工事概要は、敷地面積約3万6200平方㍍、建築面積約2900平方㍍、延床面積約5300平方㍍。鉄骨造4階建、熱回収施設(21t/16h)1式、リサイクル施設(6.7t/5h)1式、その他場内付帯施設1式)。
 令和2年に着手し、森下・木村・大和特定JVで施工していた造成工事は昨年6月末に終了。設備の建築の設計を進め、今年1月14日安全祈願祭を行い、2月に準備工事に着手、3月に基礎工事に取りかかった。
 現在、ゴミピットなどを除き基礎配筋がほぼ完了し、5月中旬からコンクリート打設に入る。工事は順調に進んでおり、令和5年7月末の施設完成、運転指導などを経て9月末の全体竣工を目指している。

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