一般記事

高田土木 橿原新庄線「奥田工区」の整備進む

2022.5.6 県高田土木事務所

京奈和道御所ICアクセス道
今年度は河川など周辺整備を

 奈良県高田土木事務所は県道橿原新庄線「奥田工区」の整備を推進している。
 橿原新庄線は大和高田市、葛城市、御所市、橿原市の4市にまたがる県道で、京奈和自動車道御所ICアクセス道路であり、近隣で整備の進む葛城はじかみ工業団地や御所IC周辺産業集積地への物流道路としても期待されている。現状は、幅員が狭く車両のすれ違いが困難であることに加え、通学路として児童が路肩を通行せざるを得ない状態で整備が急がれている。
 奥田工区は、葛城市柳原から大和高田市奥田に至る、延長1.1㌔㍍。平成20年に事業化され、工区の北側で新たに道路を新設し、南側の現道を幅員12.0㍍(2車線)に拡幅する。現道を使用しながらの工事となり、着手できる範囲は限定されてしまうが、葛城市が進めている同路線に交差する市道の工事とも連携して事業を推進している。
 今年度では、拡幅に伴い必要となってくる河川の付け替えなどの周辺整備などを軸に発注準備を進めている。
 本工区の整備で、円滑な交通の確保及び、児童の通学時の安全性の確保が期待されている。

会員登録
一覧に戻る