一般記事
香芝市 スポーツ公園整備事業
2022.4.14 香芝市
プール建設の造成進む
アクセス道「尼寺関屋線」も整備推進
香芝市が進めているスポーツ公園整備事業の「プール建設」の整備は現在、造成工事を進めている。
同公園事業は、基本計画を平成25年3月に策定、同27年に修正をおこなった。計画地は平野・今泉地区、敷地面積23・7㌶、スポーツ施設を中心とし、災害時には防災拠点としても使用できる都市計画公園として計画決定した。
平成30年度から先行して整備を進めているプール施設は、用地面積約1・1㌶。施設構成は屋内温水プール25㍍、屋外レジャープール。
近年、要望額に対する国費の措置率が低下傾向にあり、その影響で本事業全体の進捗に遅れが発生している。令和2年度事業の香芝市スポーツ公園整備事業に係る造成工事(その2)は、グランドアンカー工15基(うち材料支給12基)、付帯工などで、鈴川建設が施工を担当し、今年3月に完了した。
現在、同事業の3年度事業の造成工事はグランドアンカー工48基、付帯工1式。森本建設の施工で、今年8月末の完了へ向けて、材料発注を進めている段階。また、同市では3年度分が終了後に今年度の工事に着手できるよう準備を進めている。詳細は未定だが引き続きアンカー工が行われる予定。
プール施設に関しては、昨年度からパシフィックコンサルタンツ奈良事務所で進めていた基本設計が完了。今年度は、実施設計の発注を行う予定だ。5年度に建設工事に着手、6年度のオープンを目指している。
また、公園施設へのアクセスルートとなる都市計画道路「尼寺関屋線」も一体として整備を進め、プールがオープンする6年夏までに整備を進める意向だ。
尚、公園全体としての事業期間は5ケ年で、多目的競技場や広場、テニスコート、武道館などの施設整備もプール区域が完成した後に順次整備を進めていく方針だ。
完成したアンカー工、引き続きこの下部にアンカー工が施工される
造成が進むプール施設予定地