一般記事
高取バイパス早期の開通へ
2022.4.7 県中和土木事務所
清水谷高架橋建設進む
上部工は5年度後半完成予定
躯体が上がってきた橋脚〔P2〕(左)と完成が近い〔P1〕(右)
奈良県中和土木事務所は、一般国道169号高取バイパスで清水谷高架橋の建設を進めている。
同バイパスは、平成10年に事業化。高取町兵庫から同清水谷を結ぶ延長約3・4㌔㍍で中和地域と南和地域の広域ネットワークを形成する幹線道路である。
平成24年4月20日、1工区(高取町兵庫~松山間)延長1・4㌔㍍を部分供用した。
2工区は、同松山から清水谷間、延長2・0㌔㍍。清水谷トンネルと清水谷高架橋等の整備。同トンネル工事は完成しており現在、明かり部の整備や国道169号に接続する清水谷高架橋の工事が進められている。
橋台〔A1〕は完成:撮影3月30日
同高架橋下部工事は、山本健土木興業・中川組JVの施工で、橋台工(逆T式)は完成。現在、橋脚(PC張出式)及び 工の整備が進められている。残りの橋台(A2)も基礎工はほとんど終わっており、橋脚(P2)、は躯体が上がってきた状態。また、上部工事(鋼3径間連続非合成鈑桁橋)1橋(154・0㍍))は発注済(施工・日本ファブテック)で、令和5年度後半には完成する予定。
県担当課の話では、同バイパスの早期完成を目指して整備を進めており、早ければ令和6年度初頭には全線開通する見通しだ。