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奈良公園事務所 3月10日まで受付 庭園施設運営などプロポ4件
2022.3.3 県土マネジメント部
奈良県奈良公園事務所は、次の委託業務4件の公募型プロポーザルに係る参加意向申出書及び提案書等を3月10日まで受け付け、受託者を3月16日までに選定する。委託期間5年3月31日。担当は管理課庶務管理係(電話0742―22―0375)。
【吉城園・旧山口氏南都別邸庭園施設運営及び使用料徴収業務(旧山口氏南都別邸庭園維持管理事業)】
吉城園は奈良時代の地形を残した緑豊かな地であることから、昭和60年以降に県が整備してきた。庭園単独で文化財指定はされていないものの、これに準じた庭園であることから質の高い施設運営を行う必要がある。
旧山口氏南都別邸庭園は、日本を代表する文化人が交流した場として、近代の奈良公園を代表する庭園として高く評価されてきた。近年、県は同庭園を「大正期作庭の庭園」として復元し、令和2年5月に開園した。
今回の業務は、吉城園及び旧山口氏南都別邸庭園(両庭園内の茶室を含む)において施設運営や使用料徴収及びこれに関連する業務について質の高いサービスの提供を行うもの。
業務場所は奈良市登大路町・水門町及び高畑町。業務対象施設は吉城園庭園・茶室等と旧山口氏南都別邸庭園・茶室等。業務内容は①施設案内及び受付業務②吉城園茶室及び旧山口氏南都別邸茶室使用料徴収業務③その他関連業務。委託料上限額1092万3000円込。
参加資格は▽過去5年間(平成29年2月1日~令和4年1月31日)に履行完了している同種同規模(有料・無料は問わない観賞用庭園で面積が5000平方㍍以上)の庭園施設運営及び使用料徴収業務に係る受注実績(元請に限る)を有していること▽県内に主たる事務所及び活動の拠点を置き当該業務を実施できる団体であること―など。
【旧山口氏南都別邸庭園管理業務(旧山口氏南都別邸庭園維持管理事業)】
旧山口氏南都別邸庭園は大正期に作庭され、志賀直哉や武者小路実篤など日本を代表する文化人が交流した場として近代の奈良公園を代表する庭園として高く評価されてきた。
今回の業務は、旧山口氏南都別邸庭園において、庭園内の樹木等の植栽管理を行う庭園管理業務及びこれに関連する業務を行うもの。
業務場所は奈良市高畑町。業務対象施設は旧山口氏南都別邸庭園(7484・75平方㍍)及び茶室。業務内容は①作業計画及び現場管理②植栽管理。委託料上限額843万7000円込。
参加資格は▽造園工事業の一般建設業許可または特定建設業許可を受け、県建設工事等競争入札参加資格を有する建設業者▽造園の登録▽造園工事についての総合評定値が650点以上であること▽県奈良土木事務所管内に本店を有していること▽過去5年間(平成29年2月1日~令和4年1月31日)に履行完了している同種同規模(有料・無料は問わない観賞用庭園で面積が5000平方㍍以上)の庭園管理業務に係る元請実績を有していること―など。
【吉城園庭園管理業務(吉城園維持管理事業)】
吉城園は、万葉集に詠まれた吉城川や名勝依水園に隣接する、奈良時代の地形を残した緑豊かな地であること等の理由から昭和60年に県において緑地公園(依水園緑地)として整備してきた。
今回の業務は、吉城園内の樹木等の植栽管理を行う庭園管理業務及びこれに関連する業務を行うもの。業務場所は奈良市登大路町・水門町。業務対象施設は吉城園庭園(8053・31平方㍍)。業務内容は①作業計画及び現場管理②植栽管理。委託料上限額928万4000円込。
参加資格は前同。
【県営自動車駐車場交通誘導業務委託】
業務場所は奈良市登大路町。委託料上限額689万9794円込。
参加資格は▽物品購入等に係る競争入札参加資格者のうち営業種目「建物管理」の小分類「警備・受付等」を主業種とし、警備部門の従業員数が20名以上有する者として登録していること▽本店・支店または営業所等の所在地が奈良市内に登録されていること▽警備業法規定による公安委員会の認定を受けていること▽過去5年間(平成29年2月1日~令和4年1月31日)に履行完了している同種同規模(公営・民営は問わない。駐車台数100台以上)の駐車場警備業務に係る受注実績(元請に限る)を有していること―など。