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用地測量4件を委託 大和平野中央プロジェクト スタートアップヴィレッジと ウェルネスタウンまちづくり
2021.12.10 県文化・教育・くらし創造部
奈良県文化・教育・くらし創造部企画管理室は、「大和平野中央プロジェクト」の事業を実施するための用地測量(三宅町と田原本町)を令和3年度~4年度にかけて実施することにしており、一般競争入札により業務を委託した。
県文化・教育・くらし創造部企画管理室は、大和平野中央プロジェクトに係る測量4件を一般競争入札により委託した。プロジェクトを実施するための用地測量。委託期間5年3月24日。担当の電話は0742―27―8133。
三宅町石見地区(三宅町石見他)は県立大学工学部(仮称)の設置と「スタートアップヴィレッジ(産業振興)のまちづくり」、田原本町阪手北・西井上地区(田原本町阪手他)は国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に必要なスポーツ施設の整備と「ウェルネスタウン(健康増進)のまちづくり」をテーマに構想している。委託先と業務内容等は次の通り。
▽大和平野中央プロジェクト(三宅町石見地区)測量委託(その1)3文企第2―1号=三栄測量設計に委託。現地測量3・7㌶、用地測量3・4㌶。
▽大和平野中央プロジェクト(三宅町石見地区)測量委託(その2)3文企第2―2号=古川測量に委託。現地測量4・7㌶、用地測量4・3㌶。
▽大和平野中央プロジェクト(田原本町阪手北・西井上地区)測量委託(その1)3文企第3―1号=すぎた測量設計事務所に委託。現地測量3・7㌶、用地測量3・4㌶。
▽大和平野中央プロジェクト(田原本町阪手北・西井上地区)測量委託(その2)3文企第3―2号=第一測量設計所に委託。現地測量2・8㌶、用地測量2・4㌶。
奈良県はベッドタウンであることから若者の人口流出が進んでおり、これを食い止めるためには若者の働く場が必要。大和平野中央部は交通アクセスが良く人が集まりやすい地域であり、そのポテンシャルを最大限に活用し、若者や女性の働く場の創出と県民の健康増進及び暮らしやすさの向上をめざす「大和平野中央プロジェクト」の実現に向けて取組みを進めており、5月27日に県と磯城郡3町(川西町・三宅町・田原本町)が「大和平野中央プロジェクトの推進に関する協定」を締結、10月22日には協定書の一部を変更する覚書を結んでいる。
9月補正予算で大和平野中央プロジェクト推進事業3860万円 と4年度債務負担行為1億1530万円を確保、土地のポテンシャルが高い大和平野中央部において一団の土地を確保してまちづくりを推進するための用地測量と大和平野中央スーパーシティ構想の検討を行う。
現在、同課が「大和平野中央プロジェクトまちづくり基本構想策定業務」をオオバに委託して委託期間4年3月25日で、同部教育振興課が「奈良県立大学新キャンパス整備基本構想等策定業務委託」をオオバに委託して委託期間4年12月23日で、国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会準備室が「スポーツ拠点施設整備基本計画等策定業務委託」を地域計画建築研究所(略称・アルパック)に委託して委託期間4年3月25日で、県産業振興総合センターが「令和3年度奈良県スタートアップ支援施設等整備検討業務委託」を地域計画建築研究所に委託して同じ委託期間で進めている。また、企画管理室は、検討をコンソーシアム形式で行うための公募型プロポーザル「大和平野中央スーパーシティ構想のコンソーシアム企画・運営業務委託」の選定作業を行っている。委託期間は4年3月25日。 (吹上)