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近畿技術事務所 建設技術研究所と契約 災害対策用機械運用計画等調査 水中部点検等高度化は日本工営
2021.10.1 近畿地方整備局
近畿地方整備局近畿技術事務所は、「災害対策用機械広域運用計画等調査業務」と「水中部点検作業等の高度化に関する業務」の簡易公募型プロポーザル2件について、このほど受託者を特定し、契約を締結して業務を委託した。
【災害対策用機械広域運用計画等調査業務】
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に14者から入札説明書等のダウンロード(等)がなされ、1者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその1者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため建設技術研究所大阪本社(大阪市中央区道修町)を契約の相手方としたもの。767万8000円込(予定価格と同額)で契約した。
業務は、大規模災害時における災害対策用機械の広域運用手法の構築を目的として、受援・応援時を含んだ災害対策用機械の運用に関する検討及び近畿技術事務所における災害対応機能拡充の検討を行うもの。
主な業務内容は①大規模災害における災害対策用機械の運用に関する検討②首都直下地震における災害対策用機械の応援計画に関する検討③災害対策用機械の訓練計画の検討④報告書作成。委託期間4年2月28日。
【水中部点検作業等の高度化に関する業務】
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に23者から入札説明書等のダウンロード(等)がなされ、2者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその2者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため日本工営大阪支店(大阪市北区西天満)を契約の相手方としたもの。878万9000円込(予定価格884万4000円込)で契約した。
業務は、水中点検作業等の支援技術に関する調査検討で、河川等にある河川構造物等の水没している部分(水没部等)の点検に係る支援技術としてロボット技術の活用を検討し、求められる現場条件に対して適切に点検が実施できるロボット技術の選定をするための技術指標を作成及び現場で実証試験を行うことで選定したロボット技術に対する適合性の確認を目的とするもの。
主な業務内容は①計画・準備②水中点検作業等の支援技術活用に向けた検討③水中点検作業等の支援技術の選定における技術指標に関する検討④水中点検作業等の支援技術に関する検討会に係る資料作成等の補助⑤報告書作成。委託期間4年2月25日。