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近畿技術事務所 応用地質に業務委託 地質リスク統計学的検討
2021.7.30 近畿地方整備局
近畿地方整備局近畿技術事務所は、簡易公募型プロポーザル「地質リスクに関する統計学的検討業務」について、応用地質(東京都千代田区)と894万3000円込(予定価格と同額)で契約を締結して業務を委託した。
業務は、事業開始時において地質リスクに起因する事業の変動幅(事業費の増減及び工期の変更等)を統計学的に推定することを目的に、過去の工事実績を収集・整理し、事業費の増加幅の大きな工種を絞り込んだうえで、地域性または地質特性などの区分に応じて各工種の地質に起因する事業の変動幅を把握する。また、検討の内容は有識者を含めた「地質リスクを踏まえた事業マネジメント勉強会」において意見聴取を行い、さらなる検討への反映を行うもので、勉強会の実施に必要となる資料の作成及び事務局運営の補助を行うもの。
主な業務内容は①計画準備1式②変動事例の収集・整理1式③変動要因の分析・検討1式④勉強会の事務局運営支援1式⑤報告書作成1式。委託期間4年3月25日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に23者から入札説明書等のダウンロードがなされ、そのうち2者から参加表明書の提出があり、その参加資格を有する2者を技術提案書の提出者として選定し、その2者から提出された技術提案書を評価した結果、応用地質の提案が適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。