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紀伊山系 6月25日まで参加受付 深層崩壊リスク評価高度化など
2021.6.18 近畿地方整備局
近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、「紀伊山系における深層崩壊発生リスク評価高度化業務」「木津川UAVの自律飛行による既設砂防堰堤の点検技術調査業務」「紀伊山系不安定斜面状態遠隔監視手法調査業務」の3件に簡易公募型プロポーザルを適用して6月15日に公示した。
参加表明書を6月25日正午まで、技術提案書を7月16日正午まで受け付ける。説明書等は6月25日正午まで交付する。申込先及び交付場所は奈良国道事務所内の近畿地方整備局総務部総務事務センター奈良・三重分室(電話0742―88―7830)。
参加資格は単体企業、同一の組合または同一の設計共同体で、近畿地方整備局(港湾空港関係を除く)における令和3・4年度土木関係建設コンサルタント業務に係る一般競争(指名競争)参加資格の認定を受けていること―など。委託期間4年2月28日。
【紀伊山系における深層崩壊発生リスク評価高度化業務】
業務は、過年度業務で作成した空中電磁探査による深層崩壊リスク評価をより高精度化するとともに、放射性同位体分析による年代測定等で得られた崩壊発生頻度等を包括的にとりまとめ、深層崩壊の発生しうる場所や規模を推定し、砂防分野における今後の流域監視基準の検討に資する資料の作成を目的とするもの。
業務場所は五條市~和歌山県那智勝浦町。主な業務内容は①計画準備1式②現地調査による崩壊危険度評価の信頼性の向上1式③深層崩壊発生危険度評価手法の信頼性の向上に向けた検討1式④専門家への意見聴取1式⑤報告書作成1式。
【木津川UAVの自律飛行による既設砂防堰堤の点検技術調査業務】
業務は、木津川水系直轄砂防事業管内における砂防施設においてUAVを活用した点検を実施し、流域全体の施設点検の高精度化を目的とするもの。
業務場所は三重県伊賀市~宇陀市。主な業務内容は①計画準備1式②砂防施設定期点検計画の検討1式③UAVによる砂防施設の点検1式④総合検討1式⑤報告書作成1式。
【紀伊山系不安定斜面状態遠隔監視手法調査業務】
業務は、紀伊山系砂防事務所管内において崩壊後の不安定斜面における再崩壊の素因となりうる湿潤条件の遠隔監視によって湧水箇所を推定するとともに、地殻変動履歴状況等の把握に対するリモートセンシング技術の適用性を検討することを目的とするもの。
業務場所は。五條市~和歌山県那智勝浦町。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集整理1式③熱赤外線調査による崩壊後の不安定斜面の遠隔監視手法の検討1式④斜面の不安定化に対する地殻変動の影響の検討1式⑤専門家への意見聴取1式⑥報告書作成1式。