一般記事

明豊ファシリティで 継続整備等検討プロポ 3年度に基本構想策定

2021.6.18 県立医科大学

 県立医科大学は、令和3年度に「奈良県立医科大学キャンパスマスタープラン」の見直しを含めた「(仮称)奈良県立医科大学及び附属病院の再整備に関する基本構想」を策定するために必要な業務を公募型プロポーザルにより明豊ファシリティワークスに委託した。
 公立大学法人奈良県立医科大学は、公募型プロポーザル「奈良県立医科大学継続整備等検討業務委託」で、2者から提出された参加申込書等及び提案書をヒアリングにより審査し、明豊ファシリティワークスを最優秀提案者として選定、2970万円込(委託金額2980万円込以内)で契約を締結した。
 県立医科大学及び附属病院では、施設の老朽化と狭隘化により、現キャンパス敷地及び新キャンパス敷地での再整備の構想が、平成29年3月に「奈良県立医科大学キャンパスマスタープラン」として検討・策定を行った。また、同時期に施設の耐震化の促進に関しても実施する必要があり、従前に策定したマスタープランの見直しを行うことになった。
今回の業務は「奈良県立医科大学キャンパスマスタープラン」の見直しを含めた、県立医科大学及び附属病院の再整備に関する基本構想を策定する。委託期間4年3月31日。問合せ先等は法人企画部新キャンパス・施設マネジメント課キャンパス整備推進係(電話0744―22―3051内線2802)。
 ▽現キャンパス施設の建替等の再整備に向けた基本構想策定業務=策定を検討している主な項目は①現キャンパスの現状把握(基本となる施設の利用状況、老朽化状況等)②医大周辺まちづくりの検討に併せた現キャンパス再整備の配置計画の検討③現キャンパス再整備の配置計画のポイント(建物規模計画、配置計画等)の検討④新キャンパス整備(先行、継続とも)の進捗に併せた現キャンパス施設内における仮移転及び仮設建築物建設等を含むローリング計画(2~3案程度)の検討⑤ローリング計画に基づく整備スケジュールの検討⑥ローリング計画に基づく整備概算費用の検討等。※現キャンパス施設内における仮移転及び仮設建築物建設等に係る検討は7月末までをメドに実施予定。
▽新キャンパス施設の整備に向けた基本構想策定業務=策定を検討している主な項目は現キャンパス施設内における仮移転及び仮設建築物建設等を含むローリング計画並びに医大周辺まちづくりの検討に併せた新キャンパス整備(継続整備)の整備スケジュール及び整備概算費用の検討等。
▽検討委員会(業務期間中に3回程度の開催を予定)の開催支援業務=①検討委員会の運営(日程・主題の設定、各検討委員への策定案の説明と同案に関する質疑応答等)②検討委員会の指示や提供するデータを図表化するなど視覚的にわかりやすくした検討資料を作成③検討委員会の意見と検討内容を踏まえた整備方針の策定及び修正④検討委員会の議事録の作成⑤その他検討委員会の運営等において必要となる業務。

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