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紀伊山系 エイト日本技術開発で 土砂移動自動検知報知技術調査
2021.5.20 近畿地方整備局
近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、「画像・振動による土砂移動自動検知技術を用いた報知技術調査業務」についてエイト日本技術開発関西支社(大阪市淀川区)と3296万7000円込(予定価格と同額)で契約を締結して業務を委託した。
業務は、紀伊山系砂防事務所管内における土砂移動現象の監視・観測体制の効率化を図るため監視映像による土砂移動や雨量の把握方法を検討するとともに、大規模土砂移動検知システムの健全性を確保するための観測局の点検や検知システムの警戒避難への活用方法の検討を目的とする。
業務場所は五條市大塔町清水~和歌山県那智勝浦町市野々。主な業務内容は①計画準備1式②監視カメラ映像による土砂移動検知方法の運用及び高度化1式③監視カメラ映像による雨量計測方法の検討1式④大規模土砂移動検知システム観測局保守点検1式⑤土砂移動に伴う地盤振動の再現解析1式⑥高感度地震観測網の震度データによる河川流量の推定方法の検討1式⑦専門家への意見聴取1式⑧報告書作成。委託期間4年3月31日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に25者から入札説明書等のダウンロードがなされ、1者から参加表明書の提出があり、その1者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。